この度AsiaWise Groupでは、バンガロールにオフィスを開設致しました。
バンガロールはインドのシリコンバレーとも呼ばれ、アジア有数のイノベーション・ハブとなりつつあります。欧米系の多国籍企業はこぞってバンガロールにR&Dセンターを設置し、AI/ブロックチェーン等のテクノロジー人材の取り込みを図っています。
日本企業の間でもバンガロールの注目度は増しています。日印両政府は、2018年、バンガロールを中心としたスタートアップ・イニシアティブを公表しました。日系企業の間でもバンガロールのスタートアップ企業に対する投資や技術提携の事例が増えつつあります。JALは、1月23日、バンガロールへの直行便の就航を発表しました。これにより日本とバンガロールの距離感が縮まることが期待されています。
ところが、このような新しいトレンドに対する法的サポートは遅れをとっているのが現状です。従来、日本の法律事務所の弁護士派遣はデリー・ムンバイに集中し、バンガロール・ベースの現地ファームとの連携も進んでいません。現在、バンガロールには日本人の弁護士がひとりも常駐していません。
AsiaWise Groupはインド・デリー(グルガオン)に本拠を有するWadhwa Law Offices(WLO)をメンバーファームとして擁しており、バンガロールはインド2つ目の拠点です。新たに設置するバンガロールオフィスはAdarsh G弁護士が代表を努めます。加えて、年後半には日本人弁護士の常駐も予定しています。
今後、AsiaWise Groupは、日系企業のインド・スタートアップ投資・連携、テクノロジー分野での新たな挑戦を支援します。また、他のインド南部の都市(チェンナイ、ハイデラバード等)での事業展開についてもより一層力を入れて参ります。