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（文責：佐藤賢紀/AsiaWise法律事務所所属弁護士）
去る3月14日、ジェトロニューデリー事務所主催による「インドスタートアップエコシステムとの協業セミナー【応用編】」を実施いたしましたので、ご報告いたします。
従前ご報告差し上げた通り、弊事務所は、AsiaWise Groupのメンバーファームである株式会社クロスユーラシアとともに、昨年より、ジェトロJ-Bridge事業のサポート業務にリテインされており、インド・スタートアップに関する情報発信及び協業に関する実際のご相談等に対応してまいりました。2022年2月に行われた【基礎編】では、200名以上の方にご参加頂き、インド・スタートアップへの関心の高さを改めて実感致しました。今回は、前回の参加者の方などからのご要望にお答えして、【応用編】として、より突っ込んだ内容について、外部専門家や現地当事者も交えてお話致しました。
- セミナーでは、日系大企業でのインド駐在を経て、現在は日系スタートアップの現地代表者としてバンガロール駐在中の、永田賢氏（株式会社クロスユーラシア CCO）より、インド・スタートアップとの協業の実例の紹介を頂きました。数多くの日系企業の協業例を現地で目の当たりにしてきた永田氏ならではの具体的な成功／失敗事例に、参加者からも参考になった旨の声を多く頂戴しました。
- また、弊事務所のインド協業パートナーでもあるNitin Wadhwa氏（Wadhwa Law Offices ManagingPartner）より、インド・スタートアップのファウンダーKaran Makhija 氏（Co-founder at Intellicar Telematics Pvt. Ltd.）へのインタビューも行いました。2021年に40社以上のユニコーン企業が誕生するなど、活況を呈するインド・スタートアップシーンの当事者として、エコシステムの実情や、日系企業に対する印象など、協業に関するヒントが非常に多く得られました。
- さらに、インド駐在を経て、弊事務所にてインドプラクティスをリードしている弊事務所パートナーの佐藤賢紀より、「インド・スタートアップとの協働の契約実務」と題して、インド・スタートアップとの業務提携や投資手法について、弊事務所が担当した実務上の知見を交えてお話致しました。
- そして最後は、10年以上にわたって日系企業のインド案件に従事してきた弊事務所代表の久保光太郎が、同じくインド案件のプロフェッショナルである、田中啓介氏（Global Japan AAP Consulting Private Limited. ManagingPartner）、岡田 知也氏（株式会社マナスコーポレートパートナーズ代表取締役）と共に、基礎編参加者の皆様から頂きました実務上の課題や質問事項の解説を行いました。非常に多くのご質問を頂き、非常に充実したトークセッションとなりました。参加者の方々の関心の高さを改めて実感しました。
今後も、AsiaWise法律事務所／株式会社クロスユーラシアとしては、インド・スタートアップとの協業に関し、現地で得られた鮮度の高い情報や、実案件を元にした実務で使える知見について、積極的に情報発信して参ります。ご関心があるトピック等がございましたら、ぜひ個別にご連絡下さい。